最近ちらほら「最終選考」「内定」というワードを聞くようになってきた。
ベンチャーや中小企業だと12月・1月の時期に内定を出すところも多いためだ。
ちなみに、周りに1人でも内定ホルダーが出てくると、急に他人の内定先や内定数が気になってくるのが就活生である。そして、内定先や内定数で格付けをしてマウントを取り合うことになる。何て不毛な争いだ。
→すべて偏見です( ̄▽ ̄;)
1.就活強者は内定数を競うんじゃねぇ
まぁ、何はともあれ、声を大にして言いたいことがある。
それは、、、
就活強者は内定数を競うんじゃねぇ
行きたくない企業は受けるんじゃねぇ
ということだ。
今日はとことんこの主張をしたい。
まず、就活強者が内定数を競う行為は、
①内定を出す企業
②就活強者ご本人
③ノーマル就活生(強者以外の就活生)
の誰も幸せにしない。
そもそも就活強者が内定数を競い始めると何が起こるか?
①内定を出す企業
・採用の機会損失
→来る気のない就活強者に内定を出した結果、本来内定を出したら来るはずだった有望な学生を落とすことになる
・採用計画の破綻
→就活強者は、絶対行く気がなくても行こうかな的な素振りを見せてくるから、後で騙されて採用計画が狂う
②就活強者ご本人
・時間・チャンスの喪失
→就活へ沢山の時間を費やすことで、本来できたであろうことができなくなる
※ここ大事!
就活強者ご本人もめちゃ損しとる。
個人的な考えだが、大学時代は頭脳も身体もほぼ全盛期のキレがあり、さらに自由に使える時間まである。世界旅行、長期インターン、修行など、何にでも挑戦できるにも関わらず、それら全ての選択肢を捨てて、余分に就活する選択をしたことになるのだ。
(大前提、ちゃんと就活して、納得いく就職先を見つけることはもちろん大事!)
③ノーマル就活生(就活強者以外)
・内定機会の損失
→強者が複数企業から内定を強奪していくため、行きたかった企業から内定が貰えなくなってしまう。その結果、就活時期が伸びたり、自信を失ったり、興味ない企業の選考を受けたりすることにもなる。
とまぁ、色んな観点で、就活強者が内定数を競うことは良くないのである。
2.強者が内定とった分だけ、凡人が死ぬってよ
とはいえ、内定を乱獲する就活強者にも、それなりの言い分があるのだろう。
実績作りとか、実力の証明とか、そういうのもあるのかもしれない。
その辺はぶっちゃけよく知らないから、こちら側の想いだけしっかり言っておく。
君がたくさん内定をとると、僕が行きたい企業から内定を貰えなくなるんだよぉ!
大学受験で考えてくれ。
もし仮に、東京大学に受かる実力を持った強者が、
行く気もないくせに九州大学、大阪大学、神戸大学、東北大学を受けたら、、、
強者の結果はこうなる。
・九州大学→合格
・大阪大学→合格
・神戸大学→合格
・東北大学→合格
その横で、凡人は阿鼻叫喚。
・九州大学が第一志望の凡人→不合格
・大阪大学が第一志望の凡人→不合格
・神戸大学が第一志望の凡人→不合格
・東北大学が第一志望の凡人→不合格
凡人がみんな落ちるんだよぉ!!
ふっざけんじゃねぇぞ!!
それが、就活だとリアルに起こっちゃうんですよね。
強過ぎると、もう歯が立たんのです。
ボコボコです。
やめてくれぃ。
ということで、
どうか行きたい企業の内定1つで我慢してください( ;∀;)
現場からは以上です。
ちなみに最近、「就活メール多すぎ問題」にも悩まされていたので、もし同じ問題を抱えた人がいたらこちらの記事もどうぞ( ̄▽ ̄)