imoshunのブログ

笑って貰いたい。就活で最初から最後まで上手くいく人って少ないと思うので、疲れたときにクスっと笑って「また頑張ろー」と思って貰えるようなブログにしたいです。

気乗りしない面接案内を華麗にかわす方法

 

 

この記事を読むことで、価値ある就活戦略を0個知ることができます。

 

 

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

ご不明点などございましたらご連絡ください。それでは、ご返信お待ちしております!

××株式会社 採用担当

 

 

企業の方と面談をした際に、本選考の案内がメールや電話で来ることがあります。

 

行きたい企業であれば、脊髄反射で本選考を申し込む訳ですが、中には望まぬ本選考案内もある訳です。

 

この会社興味ないな、本選考進みたくないなと思いつつ、でも面談して貰った手前断りにくいという複雑な心情になることもあるのではないでしょうか?

 

しかし、私自身の経験からお伝えしたいのは、本選考辞退の適切な戦略さえあれば、断る側も断られる側もみんなハッピーにお別れできるということです。

 

それどころか、完璧な戦略のもと作られた究極の辞退メールは受け取った人事を感動させることさえ可能です。

 

ぜひあなたも、人事をスタンディングオベーションさせてみませんか?

 

今回は、辞退メールで感動のビッグウェーブを巻き起こす具体的な戦略を考察していきたいと思います。

 

 

 

 

 

戦略1:忙しいアピールをする

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

ご不明点などございましたらご連絡ください。それでは、ご返信お待ちしております!

××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

先日は面談のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

さて、「男子、三日会わざれば刮目してみよ」という故事成語があります。
3日前には真っ白なスケジュール帳を抱えていた私ですが、面談後の3日間で24のバイトと18の長期インターンを始め、今では秒単位のスケジュールとなっています。

つきましては、以下の日程で面接をお願いしたいです。
1月27日(水) 19時15分00秒〜19時15分05秒
1月28日(木) 03時03分27秒〜03時03分29秒
2月05日(金) 11時59分59秒〜12時00分00秒
上記日程でご対応が難しい場合には、改めて私のスケジュールが空いたタイミングでご連絡させて頂く形となります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

井元

 

これは忙しいアピールをする方法です。

 

学生側から日程調整をしているため、一見するとスムーズに面接まで進むような気がしますが、上記の秒単位のスケジュールに人事側が対応することはほぼ不可能です。

 

つまり、自然と「上記日程でご対応が難しい場合」になる訳ですが、その際は学生側から追って連絡を入れる形にしているため、本選考が始まることは永遠にありません。

 

まさに、一撃必殺の妙技と言えるでしょう。

 

 

 戦略2:自ら戦力外宣言をする

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

ご不明点などございましたらご連絡ください。それでは、ご返信お待ちしております!

××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

先日は面談のお時間を頂き、誠にありがとうございました。
貴社のビジョンと事業内容を伺った際に、未だかつて経験したことのない胸の高まりを感じました。

男に生まれたからには、こんな大舞台で挑戦してみたい。
そんな気持ちが沸々と湧いてくるお話でした。
しかし、今の私には力がない。

今貴社に入ったとしても、活躍できるのは精々ゴミ出しとトイレ掃除、いや、そこですら熟練のおばちゃんに圧倒され、活躍することは出来ないかもしれない、そう思いました。

よって、私は戦力外であると判断し、今回の選考を辞退させて頂きます。

今日まで1日間、本当にありがとうございました。このような別れ方となってしまったこと、誠に残念ではございますが、貴社のご発展を陰ながら応援しております。

井元

 

これは自ら戦力外であると宣言する方法です。 

 

この方法を使えば、企業側を一切ディスることなく、完全に自分のせいにして本選考を辞退することができます。

 

この際に大事なのは、熟練のおばちゃん達に圧倒される自分の姿を、出来る限り具体的に述べることです。自分が口から泡を吹いて倒れる姿まで想起させることができれば、この技は完成と言えるでしょう。

 

 

 戦略3:受けたい気持ちが強すぎて、もう逆に受けないことを伝える

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

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××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

先日は面談のお時間を頂き、誠にありがとうございました。
貴社のビジョンは、私が人生をかけて成し遂げいことと合致しており、また業務内容も強みを最大限活かせるものでした。目指す先はまさに同じであり、相乗効果を生み出せる最高のパートナーになると確信しております。

ですが、ここはあえて、あえて本選考を辞退させて頂きたく存じます。

一見すると支離滅裂に思えるかもしれませんが、恋愛だと好きすぎて逆に嫌いになるということは、経験があるのではないでしょうか?

お気付きかもしれませんが、もう既に嫌いになりかけています。一刻も早く距離を置く必要があります。

貴社の益々のご発展をお祈りもうさdふぁおいsdjfな。

井元

 

受けたい気持ちが強すぎて、もはや逆に受けないと伝える方法です。

 

これは、ツンデレと勘違いされる場合もあるため諸刃の剣です。

 

ちなみに、「受けたくない」の部分をツンと捉えたイケメン人事は、どうにかしてあなたのデレをもう一度引き出そうとしてきます。おそらく、べた褒めの波状攻撃を仕掛けてくるでしょう。

 

豚もおだてりゃ木に登るため、最悪の場合あなたも本選考に乗せられてしまいます。

 

極めてリスキーな戦略です。

 

 

 戦略4:エモい感じでフィニる

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

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××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

 

お久しぶりです。
お元気ですか?

 

あの面談からもう3日も経ったのですね。月日が経つのは早いものです。

 

さて、私は今アフリカのとある国で復興ボランティアをしています。
あの時、あなたが本気で向き合ってくれたから、行くべき道を示してくれたから、今の自分がいます。心からありがとうと言いたい。

 

これからも一歩ずつ、前へ進んでいきます。
もちろん、あの時の言葉を胸に。

 

またいつか、
日本に戻ったら一緒に飲みに行きましょう。

 

井元

 

これは、エモい感じでフィニッシュまで持っていく方法です。

 

まず、「お久しぶりです」と「お元気ですか?」を冒頭にねじ込むことで、面談が昔の出来事だったと錯覚させます。

 

そして、「またいつか、一緒に飲みましょう」というワードで締めくくることで、エモエモな雰囲気を作りつつ、本選考のお誘いを銀河の果てに吹っ飛ばします。

 

このメールを受け取った人事は、いつの間にか教え子からの年賀状を貰った高校教師のような気分になっているはずです。間違いありません。

 

一番おすすめの戦略です。

 

 

 戦略5:いったん弟のフリをする

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

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××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

先日は兄が面談で大変お世話になりました。
私、弟の井元俊之介(和田中学校2年3組)と申します。

さて、早速本題ですが、
兄は貴社の選考を辞退したいと考えているようです。

私も詳しくは分からないのですが、どうやら事業の成長性と給与に不安を覚えているようです。
事業の成長性に関しては、既に競合優位性を失いつつあることと、市場規模が縮小する将来予測を気にしていました。給与に関しては、兄は手取りで23万円以上が最低ラインだと考えており、貴社の場合だと手取りが22万2千円になることが不満なようです。

あくまでも、小耳に挟んだ情報ではありますが、
兄が選考辞退するのは間違いないので、そこだけ何卒よろしくお願い申し上げます。

井元

 

これは、いったん弟のフリをする戦略です。

 

三者の立場から、さり気なく本選考を辞退することができます。

 

ちなみに、弟メールの送付後にまた兄の立場でメールを送り、「先ほどは弟が変なメールを送ったみたいですみません。あっ、本選考についてはあの通りでなので、よろしくお願いします。」という二段構えの構成にすると、仲の良い兄弟の印象を与えつつ辞退のリマインドまで行うことができます。

 

ぜひお試しください。

 

 

では、5つの戦略までいったので、残り15個も気合を入れて行きたいと思います!!

 

 

 戦略6:面談で終わるのがベストだとアピールする

井元様

本日は、弊社の個別面談にご参加いただき、誠にありがとうございました!弊社に対する理解が深まる場となっておりましたら幸いです。

井元さんにはぜひ、次のステップにお進みいただきたいと考えております。改めて選考への意思が固まりましたら、その旨ご連絡いただけたらと思っております。

ご不明点などございましたらご連絡ください。それでは、ご返信お待ちしております!

××株式会社 採用担当

 

××株式会社 採用担当様

先日は面談のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

正直、あの面談は人類の最高到達点でした。これまで経験したことない挫折を味わい、互いに限界を突破し、ふと気づくとこの世の真理に到達していました。

おそらく私は、あの面談のためにこの世に生を受け、人類はあの面談を作るためにここまで進化してきたのではないでしょうか?

そう考えると、本選考は次のステップなどではなく、面談こそがゴールだと言えます。私たちに面接など不要なのです。さぁ、面談の余韻を存分に楽しもうではありませんか。

井元

 

これは、面談で終わるのがお互いにとってベストだとアピールする方法です。

 

さて、6つ目の華麗な戦略をお伝えしたところで、お腹がすきました。

お腹がすいたことはいったん置いておくとしても、豚トロとブラックサンダーとラーメンが食べたいです。

 

人事さんが選考辞退メールをどんな感じで読んでいるのかも気になるところですが、とりあえず豚トロ食べたいです。

 

ブヒ。

就活強者の皆さま、内定は1つでお願いします<(_ _)>

最近ちらほら「最終選考」「内定」というワードを聞くようになってきた。
ベンチャーや中小企業だと12月・1月の時期に内定を出すところも多いためだ。

 

ちなみに、周りに1人でも内定ホルダーが出てくると、急に他人の内定先や内定数が気になってくるのが就活生である。そして、内定先や内定数で格付けをしてマウントを取り合うことになる。何て不毛な争いだ。
→すべて偏見です( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

 

1.就活強者は内定数を競うんじゃねぇ

まぁ、何はともあれ、声を大にして言いたいことがある。
それは、、、

 

就活強者は内定数を競うんじゃねぇ

行きたくない企業は受けるんじゃねぇ


ということだ。

 

今日はとことんこの主張をしたい。

 

まず、就活強者が内定数を競う行為は、
①内定を出す企業
②就活強者ご本人
③ノーマル就活生(強者以外の就活生)

の誰も幸せにしない。

 

そもそも就活強者が内定数を競い始めると何が起こるか?

 

①内定を出す企業

・採用の機会損失
→来る気のない就活強者に内定を出した結果、本来内定を出したら来るはずだった有望な学生を落とすことになる

・採用計画の破綻
→就活強者は、絶対行く気がなくても行こうかな的な素振りを見せてくるから、後で騙されて採用計画が狂う

 

②就活強者ご本人

・時間・チャンスの喪失
→就活へ沢山の時間を費やすことで、本来できたであろうことができなくなる

 

※ここ大事!

就活強者ご本人もめちゃ損しとる。

個人的な考えだが、大学時代は頭脳も身体もほぼ全盛期のキレがあり、さらに自由に使える時間まである。世界旅行、長期インターン、修行など、何にでも挑戦できるにも関わらず、それら全ての選択肢を捨てて、余分に就活する選択をしたことになるのだ。

(大前提、ちゃんと就活して、納得いく就職先を見つけることはもちろん大事!)

 

③ノーマル就活生(就活強者以外)

・内定機会の損失
→強者が複数企業から内定を強奪していくため、行きたかった企業から内定が貰えなくなってしまう。その結果、就活時期が伸びたり、自信を失ったり、興味ない企業の選考を受けたりすることにもなる。

とまぁ、色んな観点で、就活強者が内定数を競うことは良くないのである。



2.強者が内定とった分だけ、凡人が死ぬってよ

とはいえ、内定を乱獲する就活強者にも、それなりの言い分があるのだろう。
実績作りとか、実力の証明とか、そういうのもあるのかもしれない。

 

その辺はぶっちゃけよく知らないから、こちら側の想いだけしっかり言っておく。

 

君がたくさん内定をとると、僕が行きたい企業から内定を貰えなくなるんだよぉ!

 

大学受験で考えてくれ。

 

もし仮に、東京大学に受かる実力を持った強者が、
行く気もないくせに九州大学大阪大学神戸大学東北大学を受けたら、、、

 

強者の結果はこうなる。
九州大学→合格
大阪大学→合格
神戸大学→合格
東北大学→合格

 

その横で、凡人は阿鼻叫喚。
九州大学が第一志望の凡人→不合格
大阪大学が第一志望の凡人→不合格
神戸大学が第一志望の凡人→不合格
東北大学が第一志望の凡人→不合格

 

凡人がみんな落ちるんだよぉ!!

ふっざけんじゃねぇぞ!!

 

それが、就活だとリアルに起こっちゃうんですよね。

 

強過ぎると、もう歯が立たんのです。
ボコボコです。

 

やめてくれぃ。

 

ということで、
どうか行きたい企業の内定1つで我慢してください( ;∀;)

 


現場からは以上です。




ちなみに最近、「就活メール多すぎ問題」にも悩まされていたので、もし同じ問題を抱えた人がいたらこちらの記事もどうぞ( ̄▽ ̄) 

shunsakuimoto.hatenablog.com

 

「就活メール多すぎ問題」が発生した時の思考法

2021年になってからチョコを沢山食べるようになり、デブ化が進んでいる。心配だ。
(→ウソです。昔からチョコ大好きでよく食べてました)

 

特にコストパフォーマンスに優れたブラックサンダー先輩には大変お世話になっている。時間が許せばブラックサンダー先輩との出会いや想い出を語りたいところだが、今日は捨ておいて、本題である「就活メール多すぎ問題」が発生した時の思考法を書いていこうと思う。

 

 

 

1.就活メールも積もれば7300通

さて、本題だ。
最近、就活メールが多すぎて困っている。

 

僕のメールの数が1日20通ほど、その多くが就活メールである。
1年に換算すると、20通×365日=7300通

 

最早、エントリーシートの趣味欄に「メール開封」を入れて良さそうなレベルだ( ̄▽ ̄;)

 

届くのはこんな件名のメールである。
就活生ならば一度は見たことがあるのではなかろうか?

・【22卒】〇/〇開催!□□企業の執行役員登壇、△△イベント!
・【謝礼有】【〇/〇締切】エントリーシート投稿募集キャンペーン!

 

不要なものは配信停止すれば良いのだが、「ちょっと面倒くさいなぁ&ワンチャン良い情報あるんじゃね」という激アマ思考な僕は、ずっとしていなかったのだ。

 

そして見事に、「塵も積もれば山となる」現象を体現し、現在の状況に至っている。
困った僕は、いったん就活メールとにらめっこすることに決めた。

 

 

2.就活メールが情報の宝庫やった

にらめっこすること15分…
予想以上に色んなことが見えてきた(゚Д゚;)

 

例えばだが、

・テキストのみのメールかデザインに凝ったHTMLメールかで、その企業の「メール配信の仕組み」がどのくらい整ってるか分かるなーとか、

・一斉送信ぽいメールとシナリオ分岐を使ったぽいメールで、「ユーザーデータの活用」がどうなってるか分かりやすいなーとか、

・それ以外にも、配信頻度や配信の時間帯、件名や文章構成などで、「メール配信に費やしている時間労力」や「配信は手動か自動か」なども見えるなーとか、

 

就活メール、すげぇ。

 

正直、
普通に企業ホームページや口コミサイトなどを見て企業分析をしていた時よりも、手触り感と生々しさを持って企業の実態が感じられた。

 

なんてことだ(◎_◎;)

どうやら御大層な企業分析セミナーに参加しなくても、日常生活の中で簡単に企業理解を深めていけるようだ。これがマンガとかで出てくる悪魔的発想というやつか…!

 

これ思いついた自分やべぇ。
天才、爆誕!!!( ̄ー ̄)ニヤリ
これからは面接の自己紹介で「天才」の称号を加えることにしよう。

 

とまぁ、
マイケルジョーダン(訳:ぶっとんだ冗談)はこのくらいにして。

 

話を戻すが、
日常の中で企業理解、職業理解、自己理解を深めていくのは、すごく素敵な方法だと気付いた。

 

その理由もこれから説明しよう。

 

 

3.学生=消費者、社会人=生産者

学生と社会人の違いは、「消費者」か「生産者」かというところにあると思う。

 

学生は「学ぶ」に「生きる」と書いて「学生」と読む通り、本業が学ぶことである。

ゆえに、生産活動に深く関わるのは、社会人になってから。そうなると、経験に基づいて就職先を決めるのは超難しくなる。

 

「どの企業が良いと感じるのか、どういった仕事内容だと魅力的なのか」を聞かれても、企業に入って実際に仕事をした経験がないから、実際どうなのか分からない。

 

必然的に、客観的な数値情報(成長市場か?福利厚生は?)に頼ることが増えそうだが、そうなると実感が伴わない分、納得度の高い解は導き出しづらい。

 

だがしかし、僕は気付いてしまった。

 

消費者と生産者は密接に繋がっていると。
そこを上手く活かせれば、実感の伴った就活ができるのではないか。

 

例えば、洋服を購入するとき消費者はどのお店に行くのか考えるが、その時に頭の中ではお店やブランドへのジャッジが行われているはず。
また、店舗に行って接客を受けるときに、こういうグイグイ来る接客は苦手だなーとか、ユニク〇みたいにベーシック&手ごろな価格&良質を追求するスタイル好きだなーとか、色々感じることがあるはずだ。

 

自分が消費者として感じたことの裏には生産者の活動があるし、
もっと言うと、逆に自分が生産者となった時には、その活動で消費者を同じ気持ちにさせることになる。

 

これはとても重要な視点だ。



並列にするのも変だが、
メール配信や架電など、洋服以外のものも全く同じだと思う。

 

自分が受けたときにどう感じたか?
どんな内容だったら良いと感じて、どんな内容だったら不快に感じたか?

 

逆の立場で、
生産者として、
それをやる側だったら、
相手をそういう気持ちにさせると考えると、
自分はやりたいと思うか?

 

少なくとも僕は、自分がされた時に不快だと感じるスタイルで生産活動をしている企業には行きたくないと思った。

 

もちろん良いなーと思うスタイルの企業もあり、この視点で選んだら、自分にも、家族・友人にも、消費者にも、胸を張れそうな気がした。

 

 

4.日常生活で頭使って一発逆転

まぁ、ちょっと強めに書きすぎた訳だが、
改めて、日常から企業理解、職業理解、自己理解を深めていくことは、お手軽&実感が湧くという点では面白い気がしている。

 

消費者と生産者は表裏一体。
自分は今、どう感じたか?


日常から上手く活用できたら、企業選択や職業選択で最強の矛となるかもしれない。

 

 

あっ、
それとあれや。
とりあえず要らないメールは配信停止しよ(;´・ω・)

 

ではまた、ばいー。

 

 

 

ちなみに、「企業分析」も今回の就活メールと一緒で、最初はウキウキして始めるものの、徐々にしんどくなってくるかなと思います。そんな時こそ見てほしいのがこちらです。嫌々やっても楽しくやっても、結局やることはあんまり変わらないし、どうせならニヤニヤしながら就活やりましょ(危ない勧誘です笑)。

shunsakuimoto.hatenablog.com

 




第一志望に落ちた君へ、不合格の分だけ人は強くなる(後編)

前回のあらすじ
周りに流され何となく就活を始めたO君。半年かかってようやく行きたい企業を見つけられたものの、内定まであと一歩のところで落とされてしまった。

▼詳しくはこちら

shunsakuimoto.hatenablog.com

 

 

 

 

1月:つらくて、苦しくて、怖くて、それでも立ち上がる。

それから2週間は動けなかった。
苦しくて、悲しくて、悔しくて、怖くて、不安で、どうしようもなくて。

 

ダラダラ過ごす日が多くなった。
就活に興味が湧かない。
企業にも興味が湧かない。
やりたくない。

 

でも、そんな時も本選考は着々と進む。
周りからは、他の就活生の話が聞こえてくる。

 

感傷に浸ってる暇はない。
傷を抱えたまま、また立ち上がるしかなかった。



3月:内定ゲットだぜ!(ポケモン風)

結局、たまたま行った就活イベントで出会った企業から声を掛けて貰い、本選考を受けたらあっさり内定が出たので、そこに行くことにした。

別に悪い企業ではない。そこそこ面白い事業をやっているし、自分にも合っていると思う。

とりあえず、就職先が決まって良かった。

 

でも、やっぱり悔しい。
本当はあの企業に行きたかった。

 

何でだよ。
一緒に働きたい想いも本物だったし、誰よりも準備して選考に臨んだ。
俺じゃなかったら、誰を採用するんだよ。

 

俺を採用しなかったこと、絶対に後悔させてやる。
今いる企業を俺が大きく成長させて、将来取材を受けた時にこの話をしてやろう。
絶対成長してやる!成功してやる!



10年後:東京の某テレビスタジオ

執行役員になったO君

「〜〜という就活の話がありまして。
そのMF商事の最終面接を担当した執行役員が、実は今日一緒に登壇するKさんなんですよねー!

いやー、あの時はすごい悔しかったな。
今日は10年ぶりの対面なので、とても楽しみです。」

 

そう、俺はこの10年で自分が入った企業にフルコミットし、急成長させた。
その活躍がマスコミに取り上げられ、今日はテレビ番組に呼ばれている。

 

そして10年ぶりに、俺を落としたあの人と再会を果たす。
苦しい瞬間もあったけど、強い想いが行動を支えた。
ここまで来れて本当に良かった。



10年後の俺から、第一志望に落ちた俺へ

今だから正直に言える。

 

あの時、第一志望に落ちて、本当に苦しかったし怖かった。
運命だと思うくらい惹かれて、本気で行きたいと願って、これ以上できないくらい準備して、それでも不採用になって。

 

次の一歩を踏み出すのが怖くなった。
またダメかもしれない。強い想いを持って一生懸命に準備して、また落ちたら、、、もう立ち直れないかもしれない。二度とあんな思いはしたくない。怖い。嫌だ。

 

それでも、一歩を踏み出した。
そして、「今」がある。

 

怖さ・恐れ・痛み、すべてを感じながら、それでも踏み出した一歩は、どんな大きな結果よりも自分の自信になった。苦しい、嫌だと思うときも、あのとき踏み出した一歩が俺を支えた。そして今、10年前の小さな一歩が、自分の中で大きな道になっている。

 

それだけじゃない。

 

あの痛みを知ったから、人と本気で向き合えるようになった。

強い想いを持ってぶつかって、それでも失敗する怖さを知ったから、勇気を持てない人たちに、寄り添うことができるようになった。弱い人、苦しんでいる人たちに、心から共感して手を差し伸べることができるようになった。

 

自分が、
弱かったから、
怖かったから、
苦しんだから、
同じ思いをしている人たちに、心から共感して向き合える。

 

誰よりも、強く、優しくなれた。

 

全部、あの時の経験がなければ手に入らなかった。

俺は別に、何でもできる天才や、一度も失敗せずに成功した奴だけがカッコイイとは思わない。


普通の人間が、
つらくて、苦しくて、すごく怖くて、
それでも踏み出した一歩が、その小さな一歩が、
めちゃくちゃ人間らしくて、最高にカッコいいと思う。

 

10年前の俺、よく踏み出したな。
ありがとう。



おしまい。



p.s.

今回は、第一志望の企業に落ちた就活生をテーマに、物語形式で書いてみました。就活開始・本選考の時期や、その時々の就活生の気持ちも、できるだけリアルにそって書いたつもりです。

 

自分自身、休学した影響で就活は2度目ですが、本気で臨んだ本選考に落ちるのはとても嫌です。口では何とでも言えますが、やっぱり不安な気持ちにもなります。

 

それでも、怖くても踏み出す一歩に価値があると信じています。
苦しんだ分だけ、弱さを自覚した分だけ、そして怖さを乗り越えた数だけ、人は強く優しくなれる。そう思っています。

 

ただ、その怖さはおそらく、本気で取り組んだ人だけが感じられるものです。
だから、本気で行きたいと思える企業をもっと見つけていきたいです( ̄▽ ̄)

 

最後まで見て頂きありがとうございました。

ではまた、ばいー。

第一志望に落ちた君へ、不合格の分だけ人は強くなる(前編)

今回は、就活に挑んでいく大学3年生O君の物語を書いてみました。

 

そこそこ器用で優秀だが、将来へのモチベーションはそんなにない就活生O君。
周りに流され何となく就活を始めた彼が、何を経験してどんな風に変わっていくのか?

 

彼の物語を通して、就活で気を落としている学生が、もう少し頑張ってみようかなという気持ちになってくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

4月:ワクワクした大学1年の4月、正反対な大学3年の4月

俺の名前は、O。
大学3年の4月、俺の就活が始まった。

 

早い?意識高い?
そんなことはない。

そもそも、別に就活がしたいと思ってたわけじゃない。
周りでちらほらインターンとか、選考といった単語が聞こえ始め、「あー、やんないと差がついちゃうな」と後ろ向きな理由で始めただけだ。

 

正直、未来に期待なんてしてないし、やりたいこともない。
思えば、大学に入学した直後が一番楽しかった。

 

新歓で初めて行った居酒屋。
真夜中に天神で食べたラーメン。
クソうまかったなー。
あの頃に戻れないかなー。

 

まぁ、無理か。
そんなこんなで俺はしぶしぶ就活という濁流に飛び込んだ。



7月:可愛い人事との出会い、恋の予感

面白い企業に出会った。
イケてるベンチャーが来てるイベントに参加した時に、たまたま出会ったMF商事という企業だ。最初は、人事が可愛かったから話半分に聞いてみた感じだったが、企業プレゼンで熱く話している姿を見て少しだけ興味が湧いた。

 

イベントの事後メールで連絡も来てたし、今度面談をお願いしてみよう。
いきたい企業かは分からないが、可愛い人事さんと話せるだけでも楽しいはずだ。


(1週間後)

 

面談をしてみた。

凄く良い!
やってるビジネスも面白いし、何より人事の熱量が凄い。
自分たちのサービスにあれだけ自信を持てるのは凄いし、あんなに楽しそうに話してる社会人は今まで見たことがない。本選考はまだみたいだから、他の会社も見てみて、それでもいいと思えたら受けてみよう。



10月:就活倦怠期と自己嫌悪(文字の圧がやべぇ)

結局この3カ月、ここで働きたいと思える企業には出会えなかった。
俺の行動量が少ないのかもしれない。夏のインターンは2社しか行かなかったし、就活イベントからも足が遠のいてしまっていた。就活を始めたばかりの頃は、気が乗らなくても色んなイベントに行っていたけど、最近は「このイベント行っても意味ないなー」とか「気が乗らないからやめとこー」とかばかり考えて、全然行けてなかった。

 

でも仕方ないよな。
だって就活ばかりしてるわけじゃないから。
学校の課題にフットサルサークルの練習、居酒屋のバイトだってある。
仕方ない。
仕方ないんだ。

 

でも、正直ちょっとだけ怖い。
前に進んでる気がしない。
このままやりたいことも行きたい企業も見つからなかったら。

 

就活、もうちょっとだけ、やっとけば良かったかもな。。。



11月:運命の再会!ここで行かなきゃ男じゃねぇ!

また出会った!!!
7月に面白いと思ったあの企業に!


これまたイケてるベンチャーが集まるイベントで再会した訳だが、話を聞いてビビッとと来た!
やっぱり俺の行きたい企業はここだ!

 

本気で一緒に働きたいと思える人たちがいる。行きたい企業を見つけるために、就活の軸とか、それに沿った企業分析のシートとか、色々作ってたけど、最後は直観なんだなぁって改めて思った。去年就活をしてたゴリゴリロジカルな先輩も似たような話をしてたし、きっとこんな感覚だったんだろう。

 

決めた。ここの本選考を受けよう。
絶対この企業の内定を獲って、ここで働くんだ!

 

俺はその日に本選考の希望を出した。



12月:悲報、第一志望に落ちたってばよ

本選考を出してからの俺は本気だった。
その企業の社員が出してるnoteは沢山読んだし、その企業が主催している座談会にもほとんどフルで出席した。知れば知るほど素敵な企業だと思ったし、働きたいという想いは強まった。

 

そんな俺の気持ちを知ってか、選考もとんとん拍子で進んでいった。

 

きっとこの企業で働くんだろう。
少しだけホッとした自分がいる。10月までやりたいことも見つからず、行きたい企業もなくて心配してたけど、もう大丈夫だ。本気で行きたいと思える企業だし、選考も上手く進んでいる。次の最終面接も問題なく終われば、年内には内定が出るだろう。

 

さぁ、明日の最終面接も頑張ろう。

 

(1週間後)

 

最終面接の結果が来た。



不採用



涙が流れた。

 

ぐちゃぐちゃな感情。
執行役員の人と話した時にかみ合わない場面があったし仕方ないか。でも、俺の想いはこんなに強くて、本気で行きたいと思ってたのになぁ。次を探さなきゃ。でも、こんなに時間を割いたのに落ちたら全部無駄じゃん。もうこんなに強く行きたいと思える企業は見つからないし、頑張って準備して選考を受けても、結局落ちたら何も意味ない。



。。。これからどうしよう。



急に目の前が真っ暗になった。

 

 

次回
第一志望に落ちたO君は、一体どうなってしまうのか?
あれっ、、、
10年後のO君、カッコよすぎぃ!!!(゚Д゚;)

shunsakuimoto.hatenablog.com

 

好きな人を分析する感覚でやった企業分析が強すぎた(笑)・前編

 

 

0.恋の予感

僕はMoney Forwardさんに恋をしてしまった。
毎夜、彼女のことを考えてしまう。
目を閉じるとMoney Forwardさんの笑顔が浮かんでくる。
胸が、苦しい...

今、彼女は何をしているんだろう?どんなことを考えているんだろう?



1.好きなあの子はバリキャリだった

宿題も料理も、何も手につかなくなった僕は、ふと気づくと彼女のホームページを見ていた。

どうやら普段は、Fintech市場でサービスをやっているらしい。国内Fintech市場といえば、2017年から2022年にかけて約8倍に成長する超成長市場だ。しかも、これまた世界的に急成長が見込まれるSaaSという形態でサービスを提供しているとのこと。バリキャリの中のバリキャリだ。なんてカッコいいんだ。

 

彼女が成長市場で挑戦していることは分かった。
だが、こんな薄っぺらい情報だけで彼女を理解した気になっていては、まだまだ童貞と言わざるを得ない。

 

※補足:SaaSとは?
Software as a Serviceの略で、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアのこと。クラウドなので、インターネットに繋がる環境ならいつでもどこでも簡単にサービスを利用できる。

 

 

2.彼女の目指す理想

彼女が大切にしているものは何か?
どこを目指しているのか?

それを分かってこそ、胸をはって彼女を好きと言えるはず。僕は心に決めた。彼女の大切なものを見つけるまで、絶対にパソコンの前を動かない。1年かかっても2年かかっても、必ずネット上から見つけて見せる!

 

ぉぉぉぉぉおおおおおお!!!🔥



1分後、、、

 

なんてこったい・・・
なんてこったい・・・

 

見つかりました( ̄▽ ̄;)

 

ふつうにホームページの会社情報に載っておりました。
お騒がせしてごめんなさい。

 

それでは早速見ていこう。
彼女の掲げたミッションは、
「お金を前へ。人生をもっと前へ。」

 

▼詳しい説明も載っていたので、参考までに。

「お金」は、人生においてツールでしかありません。
しかし「お金」とは、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
私たちは「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」サービスを提供することにより、ユーザーの人生を飛躍的に豊かにすることで、より良い社会創りに貢献していきます。

※「Money Forwardの企業ホームページ」→「会社情報」→「ミッション」

 

そして彼女が目指していたもの、それは
「すべての人の「お金のプラットフォーム」になる。

 

壮大なビジョン。
実現までの道のりを考えると、足がすくんでしまいそうだ。

 

でも、きっと彼女は本気だ。

その証拠に、サービスのメインターゲットを調べていて気付いたが、”すべての人の”という枕詞にふさわしいターゲットの広さだった。Money Forward Businessでは、会計事務所、個人事業主、一般企業をターゲットとし、他方でMoney Forward Meでは、個人消費者をターゲットとしている。

 

将来的には、彼女のサービスが、個人消費者の金融体験を変えていくのだろう。資産管理はもっと手軽に、運用もストレスなく。
その世界が来るのが楽しみだ。

 

きっと僕の財布の紐も、彼女と直結しているに違いない。
サービスという形でだけど( ̄▽ ̄;)



3.壮絶な過去、だからこそ美しい

ふと、彼女の過去が気になり、彼女の過去を知るHさんに聞いてみた。

 

今でこそ輝いている彼女だけれども、苦しい経験もたくさんしてきたらしい。

ITリテラシーが低い時代には、会計「クラウド」をいくら説明しても理解して貰えない。その上、企業に会計クラウドを導入するには、税理士を味方にすることが必要だが、当の本人(税理士)からは仕事を奪っていく敵だと思われていた。苦しい営業が続いた。

 

しかも1社当たりの収益が全然大きくないから、軌道に乗るまでは大変だ(Money Forward BusinessのARPAは約6万円)。それでも、幾多の困難を越え、ここまで成長してきた。

 

あぁ、そうか。
きっと彼女は、泥中に咲く蓮。

 

僕は竈門炭治郎(かまどたんじろう)くんを思い出した。
彼とMoney Forwardさんは、たぶん一緒だ。

 

強く優しい心を持ち、描いた理想を叶えるために、どんな困難にも立ち向かっていく。
その心が美しいんだ。

 

こうして好きの気持ちが強くなった僕は、告白することを決めた。



次回

いよいよ、付き合うために一番必要な情報に迫る。果たして、恋の結末は!?

 

shunsakuimoto.hatenablog.com

 

好きな人を分析する感覚でやった企業分析が強すぎた(笑)・後編

前回のおさらい
Money Forwardさんに恋をした僕は、彼女のことを調べ始めた。そして、彼女のバリキャリぶりを見てドキドキし、目指す理想を知って胸を熱くし、過去を聞いて涙したのであった。

前編も見たい方はこちらからどうぞ。

shunsakuimoto.hatenablog.com

 

 

 

 

4.付き合うために一番必要な情報

話が逸れてしまったが、僕の好きという気持ちは急上昇している。

 

好きだああああ!!!
もはや止めることはできない。
告白まで秒読み状態だ。

 

だが、まだ今告白しても付き合うことはできない。
というか、このまま告白すると1000%の確率で撃沈する。
例えるなら、一本グランプリに間違って出場してしまった一般人が、千原ジュニア、堀内 健、バカリズム、若林 正恭と並んで勝負するようなものだ。



なぜ付き合えないか?
何が足りないのか?

 

世界にいる恋愛童貞の諸君、心して聞いてくれ!!!
(*・ω・)/ハーイ



僕はそう、
彼女の「好き」情報をまだ知らない。。。

 

「好き」情報とは、以下のような情報である。
・彼女がどんな人を好きなのか?
・どんなものが好きなのか?
・どんなデートが好きなのか?

これを知らずに告白することは死に等しいのだ。

 

どうか想像してほしい。
1日の終わりはビールと決めているあなたに、不健康だからとカルピスを勧め、
面白い雑談をたくさんしたいと思ってるあなたに、堅苦しい仕事の話しかしてこない人を。

 

誰が恋人にしたいだろうか。
少なくとも僕は、好きの一方的な押し付けをする人とはあまり付き合いたくない。

 

果たして君はどうか?
彼女の「好き」情報を集めていたか?
本当に彼女の気持ちを考えて、接することができていただろうか?

 

もし出来ていなかったら、今日から変わろう!Yes, you can!

 

ちなみに、彼女の好きなタイプはというと(新卒彼氏を想定)、
①自分の目指す理想に心から共感し、本気で一緒に目指してくれる人
②その価値観になるに至った背景のレベルから想いを握り合い、安心して背中を任せられる人

ではないかと思われた(おそらくたぶんmaybe…)。



5.戦略を立てぬまま告白=死

へっへっへ。

いよいよここまで来た。

 

「好き」情報を把握し、いよいよ次は告白までの戦略を練る段階だ。

 

戦において戦略は大事である。
考えてみれば、勝敗を決する戦いで戦略という概念がないものはない。将棋、オセロ、麻雀、ポーカー、あらゆる戦いには戦略が存在している。そう考えると、戦略を立てぬまま告白(恋の戦)に臨むのは愚の骨頂と言えるだろう(特大ブーメランで心が痛いが)。

 

時を戻して、僕の戦略はこうだ。
まずご飯に誘い、いい感じの雰囲気を作った上で告白。

 

ご飯当日は以下の流れで進めることにした。
1.最初に相手の好きなものを渡し、時間をとってくれたことへの感謝を伝える
2.楽しませたいという気持ちを全面に押し出していく(相手の好きな話題、小さな思いやり)
3.あくまでも自然体のまま好意をストレートに伝える(こういうとこをいいなと思ってる)
4.こ、く、は、く!!!

 

ではでは、いよいよ最終段階の準備をしていく。
・相手の好きなものを用意(今回、ものは無理でした( ̄▽ ̄;))
・話題の用意(ビジョン・ミッション・バリューに共感した話とか、企業ホームページの採用情報に載っているnoteの話とか)
・自分の想いの整理(どこをいいなと思っているのか?、どんな未来を一緒に作っていきたいのか?など)

 

諸々、完了。

 

ふぉっふぉっふぉ、perfect。

完璧ちゃんでーす。



6.いざ、告白!!!

さあ、戦略も立て終わり、準備も整った。

あとは告白するだけである。

 

ん?

 

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・

何か忘れている気がする。

 

これはそう、

小学生の頃にランドセルを忘れて家に帰ったあの感覚。

 

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・

なんだろう。

 

ん?

 

あぁぁぁぁぁっぁdskjふぁlsdじふぁおいsghジョア;hんふぁsjdふぁ;lsdjふぁ;オンbvが折↑vbんア;エロイじゃ;rgじゃえろはえろgはお;sdjふぁ!!!!!!!!!!!!!!!



Money Forwardさんって、女の子じゃなくて企業やないかい!!!Σ(´∀`;)

告白じゃなくて、面接やないかい!!!Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

/(^o^)\ナンテコッタイ

 

 

おしまい。

 

 

p.s.

今回好きな人を分析する感覚で企業分析してみたところ、自分の企業分析と選考準備が実はかなり不足していたことが判明しました。反省です。。。

 

就活生全員に気付いてほしい。
確かに、素の自分で話してみて、合いそうな企業に行こうという考えも悪くないと思います。僕自身、めちゃくちゃ企業分析をして、企業に合わせて自分を取り繕うようなやり方は好きではありません。

 

ですが、相手を大切に思うのであれば、受け身で面接に臨むのではなく、まず調べて理解すること、それを踏まえて話題探しや自己PRなどの準備を行ったほうが良いと感じました。好きなあの子に告白するつもりで、というと言い過ぎかもですが、一度そのくらいの気持ちで企業分析をやってみてほしいところです。表層だけ見ていた時にはなかった気付きが沢山あると思います。

 
最後まで見て頂きありがとうございました。

ではまた、ばいー。