私はお昼寝が大好きだ。
その好き度は、
中学2年生になって初恋をしてしまい、意識しないように一生懸命他のことを考えているにも関わらず、ふと気づくと好きになった女の子の顔が頭の中に浮かんでいる男の子と同じレベルといっても過言ではない。
つまり、私は初恋をした中学2年生の男の子だ。
明日世界が終わるとしても、大統領にとめられたとしても、それでも突き進む惡の華だ。
ということで、
本日も勤しんでお昼寝をしてきました!( ̄ー ̄)ニヤリ
心地良い時間。
両耳からは全てをフラットに戻してくれる綺麗な音楽。
何を隠そう、このお昼寝のためにイヤホンを新しく変えたのだ。
気温もほど良く、そよ風が気持いい。
いつの間にか私は、お花畑をバク宙とハンドスプリングで駆け回っていた。
ところが!!!
突然やつが現れた!
む、むねがくるしい。。。
なんだ、この痛みは。
どんなに苦しくないと言い聞かせても、もはや無視することはできない。
やつの名は、
"罪悪感"
お花畑をバク宙とハンドスプリングで駆け回っていた私の胸倉を締め上げ、お昼寝ばかりして頑張らないなら敗者の烙印を押してやると脅してきた。
引き裂かれる2人(私とお昼寝)。
積みあがるタスクもすぐそこに迫るコロナも忘れて、お花畑をバク宙とハンドスプリングで駆け回っていた幸せなあの頃にはもう戻れない。
確かに、やつの言うことももっともだ。
お昼寝をしてばかりいて頑張らなければ、勝者になることはできない。
しかし、起きて頑張るという選択は、大好きなお昼寝とのお別れを意味している。
どっちを選べばいいんだ。。。
悩んだ私は、普段キャリア支援をする中で駆使しているリフレーミングという手法を活用してこの危機を乗り切ることにした。
リフレーミングとは、ある出来事や物事の捉え方を変化させることで、気分や感情を変えること。 たとえば、仕事で失敗したときに「自分はダメだ」と見るか、「次のために良い経験をした」と見るかで、感じ方が変わるのがまさにそれだ。
リフレーミングを駆使して、何とかお昼寝を肯定しようとする私。
よく考えろ、お昼寝はそんなに悪いことか。お昼寝することで、その後より長時間頑張れるようになる。またお昼寝をすることで、脳内データが整理され、効率的にタスクを行ったり、合理的な意思決定を行ったりすることが出来る。言うなれば、お昼寝は将来への投資だ。即効性があり、確実に成果が出る優良投資案件なのだ。さらにお昼寝をすることでうんたらかんたら、ちんぷんかんぷん、どすこいどすこい。
結論だけ言うと、
やつ(罪悪感)を完全に消し去ることはできなかった。
もはや私には、「お昼寝する=頑張っていない=ダメだ」という方程式が「1+1=2」と同じくらい当たり前に成立していた。/(^o^)\ナンテコッタイ
それでもお昼寝がしたい私は、マサチューセッツ工科大学の上級講師であるオットー・シャーマー博士が生み出したU理論を活用して、お昼寝という概念に対して過去の延長線上ではない変容を起こそうとした。
※U理論とは、過去の延長線上ではない変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織、コミュニティ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論。
その結果、私はこの世界がかたくなに隠し続けてきたとんでもない真実に気づいてしまった。ここから先を読むのはあなたの自己責任だ。
読んでしまったら知る前の世界には二度と戻れない。
それでは、真実をお届けしよう。
(後編に続く)