imoshunのブログ

笑って貰いたい。就活で最初から最後まで上手くいく人って少ないと思うので、疲れたときにクスっと笑って「また頑張ろー」と思って貰えるようなブログにしたいです。

悩むな、思考せよ。そうだ、80社にES出せばいいやん。

いきたい企業を見つける時にやっぱり悩む自分がいる。

市場価値、自己成長、職種、フェーズ、お給料、人、ファーストキャリア、事業内容、理念、ワークライフバランス、その他もろもろ。。。


色んな要素があってしょうがないと思うこともできるが、ガチで前に進みたい時に悩むのは個人的に大嫌いなので、悩む行為を断ち切るために「悩むこと」と「思考すること」について考えてみた。

 

 

80社にES出せばいいやん

去年の5月頃、サマーインターン選考への応募を始めた自分は、なかなかESが通らずに悩んでいた。生々しく書くと、有給だからという理由で志望動機も激薄のまま、リクルートDeNAコロプラNRIの4社にESを出した自分は、そのうちの半分でES落ちを経験して自信を無くし、これからどうしようかなーと漠然と悩んでいた。

 

そんな時、先輩に、「何社出したらいいんだってばよ、何から手をつけるのがいいのか分からないってばよ」的なスーパー曖昧な悩みをぶつけたところ、「何のためにサマーインターン行きたいの?何社行きたいの?」と問われた。
そこで、「働くイメージをつけるために業界にこだわらず20社インターンに行きたいです」という意思を伝えたところ、現状の4社受けて1社通るかどうかの選考通過率であれば、20社行くためには純粋に80社ESを出す必要があるねという算数の話をしてくれた。

小4の算数だが、この解答を聞いた時に、自分が思考をやめ悩んでいただけだったと気づきハッとした。

悩んでいるときは、頭の中が常にぼやっとしていたのだ。「ESの提出数増やさないといけないなぁ、でも受かるか分からないし時間もかかるし悩ましいなぁ、行きたい企業を見つけるのが先か実力をつけるのが先かどっちがいいかなぁ」とかを思って、具体的な思考もせずに堂々巡りしているだけ。

ストレートな表現だと、「考えているふりをしてる」だけであり、例えるならロダン作「考える人」のフリをした「ただ肩肘をついて寝ている人」であった。

 

悩んで結論を出そうなんて茶番

ちなみに、「悩む」と「思考する」の意味を調べると以下の通りだ。
・悩む…決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。
・思考する…考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。(結論を導き出す、予想する、意図する)

 

ここからは完全な独断と偏見だが、悩む人ほど「優秀ぶる」気がする。色々なことが見える自分には考えるべきことが無数にあるのだと思っているように感じる。

 

もしホントにそう思ってるとしたら、控え目に言って茶番である。
色々なことが見えるのは、自分が優秀だからではなく、そもそも世の中には考える要素と考えるべき事象が無限にあるからだ。そんな中、主体的にフィルターをかけることもせず全部を見ようとすれば、当然自分が取り組む問題は曖昧になる。問が曖昧なまま納得のいく結論に行きつこうとしてもたどり着ける訳がない。

 

怖いし、痛いけど、思考せよ

確かに、見えるものが増えるほど、何かを決断して進むのは怖くなる。だが、頭の中で堂々巡りをしているうちは、何も起きない。何かを前に進めたいなら、自分で決断をし、問題を明確にし、1つひとつに具体的な思考を働かせるしかない。

かつてマイケルジョーダンは言った。「ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。」

 

道楽で悩むならプッシュです

とはいえ、悩むことが悪いとは別に思わない。「悩む」という行為がしたくなったらすればいい。

あれと一緒だ。
何となく黄昏れたいときに海辺に行って夕焼けを見るとか、普段と違う気分を味わいたくて車があるのに電車で出勤してみるとか。
その行為自体は自由だし、やりたい時にやったらいい。「悩む」とはそれらと同列の行為だと思う。

 

序盤の就活の話に遡るが、いきたい企業を選ぶ際にも、悩むことは必要ない。「どっちがいいんだろう、正解なんてないしなぁ、難しいなぁ」と悩む暇があるなら、企業に対して1つひとつ思考してクリアにしていけばいい。

・実際に働くなら1日の流れはどんな感じか?
・どんな人たちと過ごすことになるか?
・日常生活や、余暇時間はどんな風に過ごすことになるだろう?
・ここで働いたら、3年後はどうなっていそうか?5年後、10年後の自分はどう成長しているか?


思考すれば、全部は見えないとしても、何が分かって何が分からなかったかは明らかになり、分からなかった部分や納得いかなかった部分も含めて、思考した分だけ受け止めてゴールにたどり着ける。

 

繰り返しになるが、前に進みたい時に「悩む」行為は必要ない。だから、もし変なところで立ち止まったら何度でも自分に言いたい。

 

悩むな、思考せよ。